普通固定用の無線機の後部のコネクターの中の1本のピンがPTTに成っています、これは説明書等に書いてあります。PTT回路
無線機の後部のコネクターから出ていないか或いはモービル機の様なPTT回路が無い場合でもマイクコネクターには必ず有りますので
そこから一本取り出すと良いと思います。もし自分で出来ない場合は有料に成りますがマイクを送って戴くか又は取りだし方をOMに
聞くかすれば出来ると思います。

プリアンプが壊れる原因を良く調べて見ると、無線機の送受信時にはどうしてもプリアンプに瞬間的に送信電波が漏れてしまい
(これは避けられない問題の様です)それがプリアンプの壊れる原因の90%以上を占める様です。遅延回路を付けるのはその為です。
残りの10%位がANT側から誘電雷か静電気か強力な入力電波か間違いに寄る送信ハイパワーの入力オーバーに寄る物です。
この10%は保護をしても効果が無いか保護をすると感度が低下してしまう為出来ない状態です。

(PTTにはGNDすると無線機が送信に成る回路送信時に唯GNDに成るのみの回路2種類有ります。)スタンダードタイプと
中パワータイプの大きく違う所は2個のリレーと基板が違い性能的な違いは最大送信耐入力が違います。その他は大体同じです。
スタンダードタイプと中耐圧タイプには同軸重乗制御回路が内蔵して有ります。
 
注意 

製品は出荷するまで色々なテストを繰り返した上お送りしますが、運送中に故障が発生しないとは言えないのでアンテナタワーに
上げる前に下で正常に受信が増幅しているか(これはプリアンプの電源を切ればスルーに成るのですぐ分かります)もし受信が
出来ない場合は絶対に送信しないで下さい、受信が出来たら(受信が出来ない場合コネクターの接続間違いが考えられます、
もし受信が出来ない状態で送信してしまうと間違い無く受信が壊れてしまいます)そこで初めてPTT回路が正常に動作するか

確かめてからタワーに上げて下さい。

ケースの内ケースと外ケースの間には隙間が有りますが、ここから水が入る事は有りません、これはケース内に温度変化で発生する
露の水滴がケース内に溜まるのを外に逃がす為です、今迄ケース内の水漏れクレームは一度も起きてはいません。 

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川越無線ホームページ

アンテナ直下型プリアンプ
スタンダードと中パワータイプ説明

利得調整のボリュームの位置 と注意事項
出荷時には利得調整は32dBに成っています、利得を下げたい場合は下記の写真のボリュームを左に回すと利得は
下がります、基板の型が写真と違いボリュームの位置が違う場合でもボリュームの型は同じなのでそれで調整して下さい。
ボリュームのサイズは10mm位です、ボリューム以外のトリーマー等0には絶対に触れないで下さい、
NFが狂ってしまいます。ボリュームの全回転範囲の半分の位置で利得は26dB位で1/4右回しした所が
約利得20dB位です。目安にして下さい。左一杯に絞った所は利得10dB位です。

ケース寸法は H 108 ⨯ w122 ⨯ D63 mm
14Mhz~1.2GhzまでのANT直下型受信アンプのスタンダードタイプと中パワータイプには上の
写真のケースを使用しています。コネクターはN j 型とM j 型を製作していますので
注文書にはお忘れなくご指定下さい。

当社のブリアンプには色々な保護が内蔵済みなのでコントロール及び
遅延回路は不要です。
PTTに遅延を掛けなくても壊れる事は有りません。

同軸重乗電源制御方法  (この回路は直下型ハイパワータイプのを除き他の
全ての直下プリアンプには内臓して有ります)
  とは電源ケーブルを使用しないで
同軸ケーブルにプリアンプの電源及び強制スタンバイ制御を重乗させて運用することです。
この方法は非常に有用です長所はフリアンプ゜までの配線が不要な事とPTT等のトラブル
が無く面倒な無線機からのPTTの取り出しが無い等良い所が多いので出来ればこの方法を
お勧めします。
但し無線機の全面パネルにアンテナ直下プリアンプ電源スイッチが有るものに限ります。
なお同軸重乗電源制御方法 を使用して運用する場合はプリアンプに付いている
4ピンコネクターは抜いた状態で運用して下さい。

他社発売のプリアンプコントロール(遅延回路)も使用可能です。プリアンプへの電源供給を
offすればスルー回路に成ります。従ってプリアンプの電源の入り切りのみでも(PTTなし)
送受信の切り替えは可能ですので、他社のコントロールを使用する場合はプリアンプの
電源供給を入り切りする事に成ります。
(PTTなし) コントロール使用の場合はPTT方式では無くプリアンプの
電源線の赤線
 受信時 +13.8V 送信時 0V  PTT線はオープン
方式と成りますのでご注意下さい。

他社のコントロールを使用して運用する場合は
プリアンプのコネクターの赤線のみ使用して
橙線(PTT線)は使用しません。プリアンプの赤黒線の接続方法はコントロールのPRE端子に
赤線
を接続して橙線はオープンにして下さい。
コントロールのTRXは普通PTTと云われる送信時GNDに成る回路で無線機に接続し、
LINはリニアAmpえ接続します。
なお当社ではコントロールの製作或いは販売はしていません、保護回路が内蔵済みです。。

キャリコン回路は入っていますが、(SSBでは使用出来ません)耐圧の 30% 位なら
FMのみで使用可能ですがそれ以上のパワーが有る場合は強制スタンバイ(P.T.T.)の
使用をお勧めします。キャリコン回路は主にプリアンプの保護の為に内臓して有ります。

SSB運用中に変調が頭切れしたり途切れたりする場合は強制スタンバイ(PTT)で無く
キャリコンで送信して居る状態で、PTT線が生きていないと思います、もう一度PTTの
結線の点検の\必要が有ります。

なおPTT回路(強制スタンバイ)とは送信時にGNDに成る回路ですマイクコネクターに出
ている回路で固定の無線機の一部には無線機後部からコネクターのピンにて出ている機種も
有ります、これは説明書をご覧に成ると分かると思います、記号としてはメーカーに寄りPTT
(ケンウッド八重洲系)SEND(ICOM系)2種類が有りますが意味は同じです。