HF帯狭帯域プリアンプに付いて 長い間取り掛かっていなかったHF帯のフリアンプに挑戦して見ました、HF帯のプリアンプは
必要かどうかは良く分からなかったので取り掛かる事に躊躇していましたが、最近要望が有り製作に踏み切りました、NF 1dBは簡単
でしたが、それ以下にするにはかなりの日数が掛りました、NF計にて表示する最低 NF レベルは 0.1dB まで下がりました、ついでに
試して見ましたが、HF帯では3SKタイプのデュアルゲートFETでも NF0.3dB までは下げられる様です。CW 通信専門の OM で 
HFプリアンプのご要望の有った局に試しに使って戴いた所、微弱電波の中の信号の浮かび上がりが確認出来たとの評価を戴き
ホームページに混載しました。

2個のプリアンプを聞き比べるのはやはり人里離れた山の中が最適です、それは外部雑音が少ないからで外部雑音が多いとノイズ
の判別がつきませ ん。受信時に受ける雑音の多くが外部雑音です、利得が20dB以上有りNFが0.1dBのブリアンプを付けるだけで無線機
内部のノイズは大幅に改善出来ます、普通無線機の高周波増幅部のNFは3dB 以上位ですがそれを含めて全体での NF 0.1dB台 
に改善されます、不思議なNFの振る舞い、アンテナと無線機の間に高利得ローノイズのプリアンプを挿入すると無線機自体が持つNFも
大幅に改善される事をご存じですか計算式に寄ると NF の改善には利得も関係する様です。
           
プリアンプの利得に付いて
プリアンプの利得は高い様に思えますが、有る程度利得は高い方が無線機を含む NF 改善に成ります、利得が高すぎる場合は
無線機の方の ATT 又はゲイン調整又はフィルター等の調整で運用する方法をお進めします。出来る限りプリアンプのゲインは
落とさないで使用するのが最善と思われます。プリアンプの利得を下げるか無線機の方で利得を調整するかを比べて見ると明らかに
無線機で調整する        方が SN が良い事を確認しています。

カラSについて
カラSはプリアンプを付ける事に寄り無線機のSメーターの出荷時のセッティング調整がズレる事が原因です。プリアンプを付けたら
信号のみメーターが良く振り無信号の時のSメーターの針は0を指して居るなんて事は有り得ない事です。
Sメーターの出荷時のセッティング調整が狂ってメーター表示全体がプリアンプの利得分多く振る様に成るのです。

無線機は出荷時に内蔵している高周波増幅の利得に合わせ プリアンプ無しの状態で S メーターの針が 0 に成る様フルスケールが
電波の強度に合う様に無線機内部の S メーター用のボリュームにて調整して有ります、そこえプリ アンプを付ける事に寄り受信電波
を千倍(30dB )から1万倍 (40dB )以上増幅するのですから無信号時に S メーター の 0 点調整が狂って変更されメーターの針が
振りすぎに成るのは当たり前の事でノイズが増えたから、Sメータの針が0点を変えてしまった訳では決して有りません、ごく当たり前の
事で異常でも有りません。解決策としては無線機の S  メーターの 0 点調整とフルスケール調整を再設定するのが一番正しい方法と
思います。Sメーターの為だけにプリアンプのゲインを下げて感度を落としてしまうのはプリアンプを否定する事に成りブリアンプの使用
目的に矛盾します。無線機内部の再調整は結構面倒なのとプリアンプの利得から考えてとても調整だけでは追い切れないと思います、
やはり S メーターの振れは無視するのが一番良いと思います。問題は聞えるかどうかの問題ですから。一般的に言われて居るカラS
と言う呼び方にも問題が有ります、カラSとは誤解を招く言葉でどういう意味か良く分かりませんがとても不適当に感じます。唯Sメーターの
0点調整が接続したプリアンプの利得で全体の振れが持ち上がっただけの事です。

宇宙空間の水素分子の量
1.420Mhzと云う周波数は水素原子が電波を吸収する周波数だそうです、従って使用するプリアンフ°は出来る限りローノイズでなくては
成らないとの事で、和歌山大学に製作納品し観測は成功しました。大変な評価をお受けしました。
 
 
HF帯広帯域ブリアンプの使用感ですが毎日大体15時辺り まではカブリもノイズも少なくて広帯域プリを使用すると
素晴らしく効果が有るのですが18時を過ぎた辺りから強力なカブリを受け始め19時過ぎではプリの効果は殆ど無く成り
プリの利得を下げて5dB位にしてもカブリの中に聞きたい本体は埋もれてしまう様です、夜間にはプリは全く約に立たなく
成りプリ無しのノーマルの方が良い様です、そんな使用感でした、今度は狭帯域プリの使用感を試したいと思っています。
7Mhz

NF(ノイズフィギャー)とはAmpでアンテナ入力を増幅する際どうしてもAmp内部でノイズが発生します、
そのノイズをどれ位減らす事が出来るかですが、ノイズフィギャメーターを見ながら使用パーツと回路構成と
調整で出来るだけノイズを減らし、そのAmpの目的周波数のノイズの値を数字にて表したものです。測定方法は
ノイズ発生器でホワイトノイズを発生しそれをノイズフィギャメーターでキャリブレーションし 0 レベルとして記録して
そこへAmpを接続しAmpから出ているノイズレベルのみを検出して測定します。
つぶやき
1.8Mhzのブリアンプの注文が増えていますが、実際に聞いて見ると朝から16時辺りまではとても効果が有りますが、
18時以後ではカブリが酷く広帯域アンプは不適当かも知れません、1.8Mhz付近は強力な放送局が沢山有りその
カブリを真面に受けて感度低下を起こす様です、利得も20dB以下が適当に感じました、勿論バンドパスフィルターは
有りますが、LCフィルターでは帯域が幾ら調整しても10Mhz位は有りますので、3機種のHF無線機の高周波増幅から
ミキサーまでのNFを調べた所値は良いのでも 3.5dB 悪い物は 6dB 位でした、従ってプリアンプのNFは 1dB 
以下位ならばかなりの効果が有ると思います、現在販売されて居るHFのプリアンプのNFも何種類か調べて見ましたが
やはり 4dB位でした、この状態でもしNF 1dBのプリアンプを使えば無線機を含むNFは 約1dBに改善でき、NF改善は
プリアンプだけで無く無線機本体の改善にも成ると考えられます。
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